薄毛・脱毛の原因

その”脱毛”を起こす原因とは・・・

かねてより言われ続けて、もはや定説の域に迄達した感のある”遺伝的要因”
親族、取り分け、自分の父親や祖父に”薄毛・脱毛”の人がいた場合は９割近い確率で
”禿げてしまう”・・・と誰しも一度は耳にした事があるであろうあの”話”である
しかし、この説も、決して１００％とは言い切れない部分がある

そもそも、遺伝子の場合は、当然”男親”の遺伝子のみならず、”女親”の遺伝子も引き継ぐ
その遺伝子同士がひっついた場合、”どの様に変化し影響を及ぼすのかが”まだ解明されて
いないからである。特に、最近頻繁に見受けられる様になった”若年層の薄毛・脱毛”には明らかに、別の要因が見て取れる
（余談ですが、筆者の場合２０代前半から”脱毛”が始まりましたが、筆者の父親は４０代前半迄フサフサでした）

様々な要因があるにせよ（また一人一人体質も違うので）、概して見られる共通の要因として
”頭皮の部分に於ける血行不良”が挙げられる
これは、実際のデータに基づく話であるが、正常な頭皮の人（毛髪のフサフサとした人）に比べ
”薄毛・脱毛の人”の頭皮の温度は、約１度程低い
明らかに、血液の流れが悪くなっている訳である
元々、毛髪には、毛根に細い血管が絡みつき、また毛乳頭にも、毛細血管が入り込んだ状態にある
それらの血管を通して、毛髪を作り出す ”各種の必要な栄養素”が運び込まれる
しかし、何らかの原因で、頭皮部分が血行不良となり、血液の流れが悪くなると、その発毛に必要な
栄養が行き渡らなくなってしまう


その血行不良を起こす要因とは・・・


皮膚・血管の老化、コレステロール値の異常、心因性によるもの、そして
ストレスなどが挙げられる
特に、ストレスは ”自律神経が緊張し、血管を収縮させる・・・”事が研究により明らかにされており
ここに、最近の ”女性や若年層の薄毛・脱毛”の最大の要因を見る向きも多い
ん更には、戦後急速な経済復興を成し遂げ、それと同時に”食生活”が急速に欧米化してきた事も大きい
昔の”煮物・野菜・味噌汁”などの純和風の食生活から、”肉・ファストフード・ジャンクフード”など
の比較すると、コレステロール値を高める食生活にスライドしてしまっている
（一説によれば、我々日本人よりも欧米人の男性の方に遥かに”薄毛・脱毛”の人が多いんだとか
・・・まぁこれは俗説ですが）

次のコーナーでは、その ”薄毛・脱毛”の予防と対策を見てゆきます